日ごとに寒さが増す。
我が家は、公園の横に有るんだ。
一応、直に見れない様に木が植えてあるんだ。
毎年、枯葉と也、丸坊主の季節がもうすぐ来る。
春先には、枝も伸び、葉も茂るのだか
剪定をしないといけない程の生命力なんだ。
元は、農地の上に立てた団地 UR なんだな。
わけありで流れ着いて、14年。
もうココにこだわり住む理由は無い。
出る理由も特に無し。
ここで、人生枯れるのもいいが
違う生活を密かには憧れているんだ。
若い時は転職、独立なんて威勢いいけど
今時分は、社会情勢が許してくれない・・・
親族の叔父、叔母、同級生、更には後輩も
鬼門入りするケースがぐんと増えた。
自分の時間を逆算して動いた方が
いいらしい。
飲兵衛の父、病弱の母。
裕福では無いのに、
みんなの生活に方向性が
ばらばらで、まとまりが無さ過ぎた。
姉、弟2人、計4人。
残念ながら話し合いもほとんど無く
身活手な事ばかりだったな。
最近、柴田トヨさんの
くじけないで。を読ませて頂いた。
眼に留まった詩を、ご紹介します。
家族 柴田トヨ
嫁と倅の
諍い(いさかい)があった日は
空は たちまち
くもってしまう
お母さん 心配かけて
ごめんなさい
嫁が
声をかけて
くれた翌日
陽射しが私を
つつんでくれる
縁があって
できた小家族
いつまでも
澄んだ空の下で
暮したい
我が家はまとまりも無く、騒がしく、ぎすぎすして
それぞれが、自分の幸せのパーツ(トンボ)を追いかけていたな。
でも、今の自分には同居する家族もなし。
懐かしい家族の場面が、オボロゲナ記憶の向こうにちらほら。
そんな、自分に思い出す、きっかけを与えてくれる本。
100歳に成られた様ですね。
柴田さん、お元気で。
ありがとうです。